コロナウイルスと共に生きる
こんにちは。ワークセンター豊新です。
新型コロナウイルスの感染が広がり、現在世界中の人たちが、それぞれコロナウイルスとどう向き合っていけばよいかを考えています。多くの悲しいニュースが聞こえてくるなか、先の見えないこの状況に不安を感じ、心が苦しくなっている人がほとんどだと思います。私たちも初めてのことに戸惑いながらも、目の前にいる利用者さん・職員とひとつひとつ話をしながらここまできました。
そんな当たり前が失われた今を生きる利用者さんに目を向けると、毎日の中で大切にしたい小さな気づきや発見があることに気づきました。いつ終息へと向かうのかわからない現状のなかで、こうした小さな発見や気づきを一筋の光ととらえ、皆さんとそのエピソードを共有できたらと思います。
「ひとりひとりその色は違っているけれど、みんな輝いている!」

今回ご紹介するエピソードに登場しているAさんは、ワークセンター豊新に毎日通われている方です。ご家族で話合い、新型コロナウイルスの感染予防を考えて、自宅での自粛生活を決められたAさんですが、大変ななかでも日々一生懸命生きるその姿は心打たれるものがありました。
自粛中は毎日お母さんやAさんと電話でお話しすることが出来ました。「家で初めて一緒に料理を作りました!」そう電話で話してくださったお母さん。後日送られてきた写真には、Aさんがエプロンをつけて楽しそうに料理に取り組む姿が収められていました。
言葉で気持ちを伝えたり、コミュニケーションすることが苦手なAさんですが、「言葉で話さなくとも、毎日いろんなこと考えて行動しているのがよくわかる」と、うれしい気づきのご報告がお母さんからありました。「時間になったら自分でお風呂に入り、食事のあとは食器を洗い、洗濯が終わるとハンガーにかけるお手伝いをしてくれます。」と、限られた日々の生活のなかでもいきいきと過ごされるAさんの姿がそこにはありました。
再び登園が始まり、自粛中のお話をAさんとしていた時のことです。TVでもいろいろな番組を見ておられたようでした。「お気に入りの番組はありましたか?」私がそう聞くと、「カラフル!」と教えてくださいました。カラフルは、調べてみるとNHKの番組で、自粛期間だからこそみられる時間帯にやっていたようでした。内容がとても興味深かったので紹介させていただきます。
(以下番組紹介一部抜粋)
子どもたちの日々は、カラフルな彩りにみちている。ひとりひとり、その色は違っているけれど、みんな輝いている!主人公は日々の喜びや悲しみ、何かに挑戦する意欲や悩み、葛藤を描きます。大人によるナレーションは一切なし。子どもが自分自身の言葉で伝えます。異なった国や地域の子どもたちの暮らし、生き方、考え方を知ることで「自分と同じ悩みを持っている子がいる」ことや「この世界にはさまざまな生き方がある」ことを感じていただけると思います。
以上が番組紹介ですが、Aさんがどういったところに興味を持ったのか、どの部分に共感を得たのかとても面白く感じ、話を聞かせていただきました。限られた生活のなかだからこそ出会うことがあったり、様々なものに触れる機会があることに気づかされました。
自立に向けて、身の回りのことに毎日挑戦しているAさんです。そんなAさんもまた、ひとりの輝くかけがえのない存在です!

ワークセンター豊新 by カミツレ
ワークセンター豊新のホームページはこちら
→http://www.suisen.or.jp/workcenter_hoshin/
新型コロナウイルスの感染が広がり、現在世界中の人たちが、それぞれコロナウイルスとどう向き合っていけばよいかを考えています。多くの悲しいニュースが聞こえてくるなか、先の見えないこの状況に不安を感じ、心が苦しくなっている人がほとんどだと思います。私たちも初めてのことに戸惑いながらも、目の前にいる利用者さん・職員とひとつひとつ話をしながらここまできました。
そんな当たり前が失われた今を生きる利用者さんに目を向けると、毎日の中で大切にしたい小さな気づきや発見があることに気づきました。いつ終息へと向かうのかわからない現状のなかで、こうした小さな発見や気づきを一筋の光ととらえ、皆さんとそのエピソードを共有できたらと思います。
「ひとりひとりその色は違っているけれど、みんな輝いている!」

今回ご紹介するエピソードに登場しているAさんは、ワークセンター豊新に毎日通われている方です。ご家族で話合い、新型コロナウイルスの感染予防を考えて、自宅での自粛生活を決められたAさんですが、大変ななかでも日々一生懸命生きるその姿は心打たれるものがありました。
自粛中は毎日お母さんやAさんと電話でお話しすることが出来ました。「家で初めて一緒に料理を作りました!」そう電話で話してくださったお母さん。後日送られてきた写真には、Aさんがエプロンをつけて楽しそうに料理に取り組む姿が収められていました。
言葉で気持ちを伝えたり、コミュニケーションすることが苦手なAさんですが、「言葉で話さなくとも、毎日いろんなこと考えて行動しているのがよくわかる」と、うれしい気づきのご報告がお母さんからありました。「時間になったら自分でお風呂に入り、食事のあとは食器を洗い、洗濯が終わるとハンガーにかけるお手伝いをしてくれます。」と、限られた日々の生活のなかでもいきいきと過ごされるAさんの姿がそこにはありました。
再び登園が始まり、自粛中のお話をAさんとしていた時のことです。TVでもいろいろな番組を見ておられたようでした。「お気に入りの番組はありましたか?」私がそう聞くと、「カラフル!」と教えてくださいました。カラフルは、調べてみるとNHKの番組で、自粛期間だからこそみられる時間帯にやっていたようでした。内容がとても興味深かったので紹介させていただきます。
(以下番組紹介一部抜粋)
子どもたちの日々は、カラフルな彩りにみちている。ひとりひとり、その色は違っているけれど、みんな輝いている!主人公は日々の喜びや悲しみ、何かに挑戦する意欲や悩み、葛藤を描きます。大人によるナレーションは一切なし。子どもが自分自身の言葉で伝えます。異なった国や地域の子どもたちの暮らし、生き方、考え方を知ることで「自分と同じ悩みを持っている子がいる」ことや「この世界にはさまざまな生き方がある」ことを感じていただけると思います。
以上が番組紹介ですが、Aさんがどういったところに興味を持ったのか、どの部分に共感を得たのかとても面白く感じ、話を聞かせていただきました。限られた生活のなかだからこそ出会うことがあったり、様々なものに触れる機会があることに気づかされました。
自立に向けて、身の回りのことに毎日挑戦しているAさんです。そんなAさんもまた、ひとりの輝くかけがえのない存在です!

ワークセンター豊新 by カミツレ

→http://www.suisen.or.jp/workcenter_hoshin/